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    とっても身近なアイデア?の積み重ね(実用編)
    住まい手の立場(私自身も自宅の住人)になれば、普段の暮らしは、不便なよりは便利なほうがいいよなぁ・・・と、個人個人が工夫をしながら過ごしているものです。その発想は、設計時点でも実はさほど変わりません。大部分がきわめて身近なことです。その積み重ねだと言ってもいい。ところが、いざ新築!(リフォーム)の計画段階、「こんな風にすると便利ですよ?」とご提案すると、きまって「なるほどぉー、そんなやり方があるんですか?」とのお答えを聞くことが多い。それができるかできないかの判断は、やはりプロがアドバイスをしなくてはいけないのだろうと思います。


    ■タタミって


    タタミの部屋(=和室か?)は、日本人なら落ち着くんですよねぇ。床に座るという、話せばながくなる歴史的伝統的「座式儀礼」の国、日本。作法に裏付けられた「造りかた」があるからこそ、和室は和室らしい。セオリーもある。それを美しいと思う。さて、この項ではその伝統的な和室はさておき、タタミの部屋こんな風に使うと、とーっても!便利と大好評なアイデアをいくつかご紹介します。「多機能」こそタタミの最大の効用
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    伝統的セオリーはあるものの和室だから絶対こうしなければいけない!という「型」はありません。どのように作ってもよいと思います。自由に設計してみた伝統的和室。

    ■多機能のタタミ …「家事室を兼用する」


    平面(間取り)計画の妙なのですが、計画次第ではこんなことが可能、という事例。
    さて、和室も欲しい、家事室が欲しい・・・けれど予算がなぁ、ということがよくあります。この例は両者を兼用して使っています。キッチンから直線的な家事動線を確保した洗面脱衣室⇔浴室⇔タタミの部屋を連結してみました。洗濯をする、干す、洗濯物を取り込む、アイロンをかける、収納する、一連の家事を1室で完結させてしまいます。
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    普段は落ち着いた和室的雰囲気
    もちろん客間としても利用されてます。
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    ● 水廻り空間へ直結 縁は「サンルーム」として機能 ● 昇降式の物干し
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    サンルームにはアイロン掛け用の家事カウンターも準備しました。

    ■多機能のタタミ…「直接干す」


    物干し棹の高さを調整して、このタタミの部屋から直接干してしまいます。共働きのご家庭や、忙しい時に洗濯物を「とりあえず」取り込むだけ取り込んで、たたむ暇無くそのままにしておくことってありますよね。そうして、その雑然を隠したい・・・時にはドアを閉じておけば良い。ふいのお客様には見られることのない「隠し場所」にできます。家事のプレッシャーから(ある意味)解放される工夫。付け加えるなら、その取り込んだ洗濯物の山から「着替え」をピックアップして「着替える」こともままあるようで・・・。
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    キッチン横の兼用和室。3枚引き込み戸で 開放感を確保しながら間仕切りができます。


    ■多機能のタタミ…「子どもの着替え?」


    子育てして思うこと」の項にも特筆しましたが、子供さんが子供部屋に独立するのはいつか。
    着替えを自室に「運び込む」のはいつ、誰が??私の廻りでは中学校進級時に「独立」することが多いようです。イメージするとすぐにわかるのですが、小学校に通うお子さんが学校から帰って着替える場所をきちんとつくっておかないと、結局片付かない。やはり、こういうタタミのスペースなどを用意して着替えができるようにしておくと便利です。なにせ、岡山は「制服」ですからねぇ。
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    まとまってタタミの部屋がとれない場合でも3帖ほど用意しておけば充分機能します。

    ■多機能のタタミ…「赤ちゃんはお昼寝する」


    新生児から幼児期、ベビーベッドや小さな子供用布団で子供はお昼寝をします。では、どこでお昼寝をするか。また、乳幼児期は家事の合間に授乳もある。フローリングに布団を敷くと、お布団が滑って危ないし冷える。ソファでもあれば見えにくいしなにかしら違和感がある。こんな時もやっぱりタタミが一番ですよね。で、「ちゃんと」寝てるかどうか時折確かめたい。キッチンやリビングから目の届く位置にうまく設けておくと安心です。
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    ● キッチン(LD)から直接見える和室
       子供のお昼寝コーナーになっています。


    ■多機能のタタミ…「もちろん客間?にも」


    「座敷」と言われるよな立派なトコのあるよな和室は、日常生活ではほとんど使われていないケースが専らのようです。とは言え、例えばご両親が訪れて1泊して帰るなど、お客様に泊っていただける部屋も必要なのでは?こんな時タタミの部屋なればこその多機能を発揮します。ちょいと片付けるだけ。もちろん、備えてお客様用の布団が2組ほど収納できる「押入」は必要ですが。
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    ● 兼用和室 画面右手のドアの向こうは洗面脱衣室


    ■スルーする収納


    タタミの部屋から洗面脱衣室にスルーできる収納空間をつくります。特にご家族の下着類や寝巻き、タオルやバスタオルを収納する。家事室(タタミ部屋)から収納して、使うときは洗面脱衣室から取り出して使います。この方法、今まで100パーセントのお施主さん(奥様?)が大満足されているヒットなアイデアです。
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    家事室兼用の和室
    もちろん片付ければ?客間にもなります
    扉を開けると向こうは洗面脱衣室
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    ご家族ぶんのカゴを用意して、寝巻きや下着をそれぞれにたたんで入れて収納されることが多いようです。画像左側の収納はアイロンやアイロン台、子供の制服や着替えを収納します。子供って、学校から帰ってくると脱ぎ散らかすんですよねぇ。
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    ● ご家族ぶんのカゴに入れて収納  


    ■スルー収納あれこれ


    これはダイニングとキッチンをスルーさせた例。リビングダイニングの独立感を優先させています。何をどこに収納するか?…キッチンでの作業と関係するので、かなり綿密に打ち合わせが必要です。
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    ● 3枚引き戸の奥がキッチン ● リビングダイニング
      (一番奥がスルー収納)
    Copyright 菊池建築事務所● リビング⇔洗面脱衣のスルー
    Copyright 菊池建築事務所● 玄関⇔リビングをスルー


    ■物干し一考


    「築200年の家」にお住まいのお施主さん、県北の積雪地で奥さまの悩みのタネは物干し。
    毎年雪降る冬のシーズンが憂鬱になるそうです。で、一計案じてご提案したのがこの大胆に昇降する物干し。古民家の改修工事だったのですが、古い民家には(家を大きくみせるための)中2階部分がある。家事室に改修した部屋の上部空間を半吹き抜け状態に改修して、ステンレスパイプ(の物干し)が上下に昇降する装置を考案しました。
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    ● ステンレスのパイプが2本 ● 降ろした下には家事テーブル
     ご主人もタタみます
    窓の開閉に使用するオペレーター装置を改造して製作しまして、費用はしめて50万円ちょい。竣工後5年を経過しましたが、未だ何の故障もなく毎日お使いになっていまして「この家で一番気に入ってる!」とのこと。あっという間に乾いてしまうそう。


    ■洗面脱衣室のタオル掛け


    タオル掛け、「とっても身近なアイデア」の代表格みたいなもんです。洗面脱衣室や便所にタオル掛けがある。なぜタオルがあるか。当然のことながら、手や顔を洗う→濡れる→拭くの動作があるからで、問題はタオル掛けの位置。今、皆さんがお使いのタオル掛けはどこにあるでしょうか?、思い浮かべてみてください。
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    カガミの横の壁、タイルのように見えますがキッチンパネルです。 こちらは本物のタイルを貼ってます。
    こんなふうな位置に取り付けると、かなりストレスが解消されます。濡れた手が移動する際に床が濡れない高さ的に顔が拭きやすい(もっとも顔を拭く拭かないはご家庭によりますが)。加えて、壁面を濡れてもよい素材(タイル、キッチンパネル等)にしておく。使っているうちに黒ずんだクロスにタオル掛けがかかっているご家庭が多いのでは?
    実はたいしたことではありませんで、例えば(わずかな量の)キッチンパネルなんて、キッチン工事の時に「あまり」が出てきます。もしくはちょっと余分に発注しておく。それを、壁の一部分に貼ってあげればおしまい。


    ※キッチンパネル…一般的にキッチン廻りに貼る耐水性に優れたケイカル板の表面を化粧したパネルを言います。

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    トイレのタオルも「濡れる」部分にはちょっとタイルを貼っておくと家が長持ち


    ■トイレの収納


    トイレメーカーさんも、便利な品々を既製品で発売されていて、積極的に活用をオススメしているのですが、このトイレも案外収納するものがある。掃除用のブラシであったり、トイレットペーパー、生理用品などなど。画像の便器奥のカウンターは開いてトイレットペーパーが10個くらいは余裕で入る隠し収納を用意してみました。ここでは、INAXさんの既製品をご紹介しておきます。
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    ● トイレ収納カウンター ● 上部にちょっと棚を設ける

    ■ペーパーホルダーの位置


    トイレの紙巻のことです。ペーパーホルダー。さて、またまた思い浮かべてみて下さい。トイレットペーパーは便座に座って右にあるか左にあるか。私には持論?があって、そのほとんどが右利きの日本人が使う場合、ペーパーホルダーは左側にあるのが良い、と思っています。そのほうが使いやすい。紙を切りやすいと思うのですが、さて、いかがでしょう。つまらないことのようですが、こういうことが大切なのでは?
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    便座に座って左手に設けたペーパーホルダー
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